2012.2.17
本年 1/27~2/1、スイス・ローザンヌで開催される、ローザンヌ国際バレエコンクール。数年前より誰でもが出場できるコンクールではなくなった。出場する為にはまず事前にエントリーするための細かい内容が定められた、DVD予選審査を通過しなければならず、厳選された世界各地の約70名のみが出場できるかたちへと変わった。相当な狭き門。
人生まさにこれからという年代の若者達は、同じ道を目指す者同士、世界の舞台で何を感じ、何を得るのか。そして当スタジオ初挑戦にて本選出場を果たした高浦幸乃さんはどうのぞむのか。
(Q=質問者 Y=幸乃さん)
Q:まずはローザンヌ国際バレエコンクール本選進出、おめでとうございます! Y:ありがとうございます!! Q:今のお気持ちは? Y:とにかく嬉しい気持ちでいっぱいです。 でも、信じられなくてまだ実感がわいていないのが本音です(笑)。 Q:ローザンヌに挑戦しようと思ったきっかけを教えて下さい。 Y:幼い頃からTVで放送される様子を観ていて憧れがありました。 それから、先生からバレエの道を選択するなら、海外の国立バレエ学校で正しく 学びなさいと教わっていて、海外の色々なお話も良く話して下さっていたので、 ごく自然に海外に目が向いていて留学への大きな道が開かれるこのコンクール には是非出場したいと思っていました。 Q:現地では、クラシックバレエの基礎クラス、コンテンポラリー(現代舞踊)クラス、 クラシックバレエ作品、規定のコンテンポラリー作品、とあらゆる角度から 審査される訳ですが、今回踊るノイマイヤー作品についてはいかがですか。 Y:とにかく難しいです・・・。でも日本で学生ではなかなか踊ることのできない ノイマイヤー作品を特別に踊ることが許されている訳ですから全力で挑戦したい と思います。 Q:では最後にコンクールにかける想いを聞かせて下さい。 Y:まずは出せる限りの力で踊りきれるよう頑張ります。 あとは、後輩やスタジオの皆さんに向こうでのお話をたくさん伝えたいので多くを しっかり吸収してこようと思っています。先生には留学と言う今後の道を開いて 頂いたので、何としてでも留学先の学校を決めて帰ってきたいです。 とにかく楽しみ!頑張ります!!
世界32カ国より選ばれた、わずか75名の若者達。